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みなさんが理想とする睡眠時間はいったいどのくらいでしょうか。アンケート で理想の睡眠時間を聞いたところ、
「8時間」との回答が44.3%で一番多い結果に。一般的にも、8時間が理想的とされる傾向にありますが、
これはあくまでも目安。
良い眠りは、時間よりも「質」のほうが大切なんです。
■1.寝室の環境を整える
質の良い眠りのためには、寝室の環境を整えることが一番大切。 具体的には、部屋の広さ・温度や湿度・音・光・色彩・香り・セキュリティなどが挙げられます。
寝室の環境を考えるときに、イメージとして参考になるのが一流ホテルのお部屋です。 たとえば一流ホテルでは、外の騒音をシャットアウトするため窓が二重サッシになっていたり、光については間接照明で薄暗く設定され、空調も整えられているなど、眠りを妨げるさまざまな要因がこまやかにコントロールされています。
また、部屋の色調はベージュやグレーなどの落ち着いた色でまとめられ、インテリアも同一のカラーやデザインが使われるなど、安らぎを感じられる空間になっています。
一流ホテルのお部屋をそっくりそのまま真似するのは難しいかもしれませんが、照明やインテリアなどを工夫して、心地よく眠れる環境づくりに励んでみましょう。
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■2.良い寝具で眠る
良い寝具で眠ることも、質の良い睡眠には欠かせません。 寝返り・発汗・体温低下などの睡眠中の生理的変化を妨げない寝具を選びましょう。 掛けふとんならば、保温性・吸湿性・放湿性・かさ高性・軽さ・フィット性などが重要。 敷きふとんならば、保温性・吸湿性・放湿性・硬さ・クッション性などが重要です。 また、寝床内気象と呼ばれる、ふとんの中の温度と湿度の関係性も大切なポイント。 理想的な寝床内気象条件は、温度が33±1℃、湿度が50±5%(RH)とされています。
■3.健康でストレスフリーな体を保つ
睡眠は、健康状態やこころの影響を受けやすいため、体に不安があったり、ストレスなどを抱えた状態ではなかなか眠れません。 仕事や家事がおわったらゆっくりとくつろぎ、休日には軽く汗を流すなどしてストレス解消に努め、日頃から健康な状態を保つよう心がけましょう。
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