タカセン'CAFE
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... Lastupdate 2018.02.01

    2月・・・それは悪魔の使いがやってくる月です。

    ■春の訪れ・・・?

四季のある日本。
2月はグレゴリオ暦で第二の月にあたり、通常は28日、閏年では29日となります。
なぜ2月だけ他の月より日数が少ないかというと、
初代ローマ皇帝のアウグストゥスにより、
紀元前8年に8月の日数が変更され、
不足した日数を2月から引いた為と言われています。
(なんだかよくわかりませんね・・・。)
何故、2月からまとめて引いたのかは、
ローマ暦で年初が3月だった為、
単に年末の2月から引いたとのこと、まるで決算ですね。

日本では如月(きさらぎ、絹更月、衣更月と綴ることもある)と呼んでいます。
如月の名前の由来には諸説ありますが、
まだ旧暦二月でもまだ寒さが残っているので、衣(きぬ)を更に着る月であるということから衣更着(きさらぎ)などが主な説なようです。

そう、2月はとても寒いですね!

    ■2月は春?冬?

旧暦では1・2・3月が暦上の春。現在の社会通念上、
気象学的には春は3・4・5月であると言われています。
年賀状に「賀春」「迎春」など表記されますが、
まだまだ冬!寒さは絶頂期を迎えます。

実は、2月は1年で一番病気や事故の多い月なのです。

    ■2月にやってくる悪魔

寒さと乾燥が一段と厳しくなり、
年末にも流行していた風邪やインフルエンザ、
ノロウィルスなどの感染症がますます増加する季節の到来です。
高齢者の場合、寒さによる心臓や脳の疾患もグッと高まります

この冬は、各地での降雪量の多さも例年以上、積雪による転倒被害も多発しています。
寒さによって筋肉も硬直し、
ケガの危険性も増します。

2月はまさに、様々な“悪魔“=病気・ケガや寒さがやってくる季節なのです。