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... Lastupdate 2019.02.01

しっかり予防冬期ののヒートショック

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●冬季に多発する温度差で起こるヒートショック

暦の上では立春を迎える2月。
とはいえまだまだ真冬日を記録することもある、寒さ厳しい季節です。
このような時季に気をつけたいのが「ヒートショック」。
ヒートショックとは、気温の低い屋外から暖かい屋内への移動や、暖かい部屋から寒い部屋への移動などによる急激な環境温度の変化によって、血圧が上下に大きく変動することをきっかけとして起こる、健康被害の総称です。


  ●ヒートショックが起こりやすいのは入浴時

ヒートショックは、特に冬季の入浴時に起こりやすいことが知られています。

暖房をしていない脱衣場や浴室では室温が極端に低くなりがちで、こうしたなかで衣服を脱ぐと、急速に体表面から体温が奪われて血管が収縮し、血圧が急激に上がります。

温かい湯船に入れば、今度は血管が拡張して、血圧が急激に下がります。

このような入浴に伴う温度差が血圧を大きく上下させるために、失神や心筋梗塞、脳梗塞が起こったり、その結果として湯船で溺れ、命を落としてしまうこともあるのです。

その結果、狭くなった脳の血管に血栓が詰まって起こるのが脳梗塞です。