タカセン'CAFE
http://rakuda-takasen.com



... Lastupdate 2019.05.01
6月 脱水・熱中症にご注意を!

●梅雨の今こそ気をつけて!

夏本番を前に、じっとりした湿気とともに気温もぐんぐん上昇する6月。

体が暑さに十分順応できていないこの時期から夏に向けて、特に注意したいのが「熱中症」です。
熱中症は、気温や湿度の高い環境(暑熱環境)下で、体内の水分や塩分のバランスが崩れ、体温調節機能がうまく働かなくなってしまったために現れるさまざまな症状の総称です。

消防庁が発表した平成28年夏期(5〜9月)の熱中症による救急搬送人数は実に5万人以上にのぼり、うち50人以上の人が命を落としています。

梅雨明け前後をピークとして、時間や場所を選ばず、赤ちゃんから高齢者まで誰にでも起こりうる熱中症。どんな病気かを知って対策し、この夏を元気に過ごしましょう。

●知っていますか? 熱中症のこんな症状

気温が高くなると、私たちの体は汗をかくことによって体内の熱を逃し、体温を一定に保とうとします。

 


ところが、汗を大量にかきすぎると、今度は体内の水分や塩分が不足して脱水状態となり、めまいや立ちくらみなどの、熱中症の初期症状が現れ始めます。

熱中症の重症化を防ぐには、「もしかして熱中症かも…?」と疑ったときの早めの対応が大切です。
周りの人に熱中症が疑われる症状があった場合には、まずは次のことを確認しましょう。
1.意識があるか?
2.水分を飲めるか?

意識がしっかりあり、水分の摂取もできるようなら、応急手当で回復が見込めます。

意識がぼんやりしていたり、動けず、水分を摂れない状況であれば、迷わず救急車を要請しましょう。