脳梗塞は夏に多い!
国立循環器センターの調査によると脳梗塞は夏に多いことがわかっています。
その主な原因は、脱水症状です。
夏は汗をかくため、気付かないうちに体内の水分が不足がちになり、血液の流れが悪化し血管が詰まりやすくなるのです。
脳梗塞は大きく分けて、脳寒栓症と脳血栓症と2つのタイプがあり、
脳寒栓症は、心臓付近にできた血栓が移動し、脳の血管を詰まらせるものです。
長嶋茂雄・巨人軍名誉監督の脳梗塞がこのタイプです。
もうひとつの脳血栓症は、脳の血管そのものが狭くなったり、血栓ができたりすることで引き起こされ、夏に多いのがこの脳血栓症です。
脳血栓症は、普段健康そうにみえていても脱水症状が引き金となって急に発症します。歌手の西城秀樹さんも48歳の時に脳梗塞で倒れましたが、その原因は減量や過労などによる脱水症状でした。