軽いストレスでもこうした身体変化が起こるのですから、特に動脈硬化症や心臓病といった持病のある人が強いストレスを受けたときに、脈拍が増加し、血圧が急上昇して、狭心症発作(胸痛)や心筋梗塞を起こすケースもあります。
また、脳卒中の最大の要因は高血圧なので、やはり強いストレスが発症の引き金になることがあります。
●ストレスを上手に軽減して、血管病の予防につなげよう
ストレス対策の基本は、まずは自分のストレスに気づくことです。
ストレスによって現れる心身のさまざまな変化を「ストレス反応」といい、身体面・心理面・行動面に現れることがあります。