タカセン'CAFE
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...Lastupdate 2018.10.01
    10月の祝日はひとつだけ

   ■ 10月頃になると読書の秋、食欲の秋......などなど「◯◯の秋」をよく聞くようになります。
中でも「スポーツの秋」は学校行事ともあいまって、浸透しているのではないでしょうか。
そう、運動会(&体育祭)! 10月の唯一の祝日は第二月曜の「体育の日」。 体育の日は元々、1964年に開催された東京五輪の開会式を由来としており、2年後の1966年から10月10日を「体育の日」として祝日に定められました。 2000年からはハッピーマンデー法案の一環として第二月曜に制定されました。
この10月10日は、日本で観測史上一番晴れの日が多い日としても知られていますね。

運動会は春に?

ただ、お子さんがいる方や近くに学校の多い方はご存知かもしれませんが、近年、10月に運動会をする学校が減っているんだそうです。
変わって多くの学校が運動会を実施するのが春。 その理由は、一つは気候的なもの。9月〜10月は最近の温暖化もありまだまだ暑くなる地域も多いため、熱中症などの危険も考えての判断になるようです。
また、もう一つ、春に新学期を迎えた子どもたちの団結力を高めるために、早い時期に運動会をする、という考えもあるそうです。
団結が高まる前の運動会、それはそれで大変そうな気もします。


ハロウィーンってそもそも何?

最近の10月といえば避けては通れないのが「ハロウィーン」ではないでしょうか。 「仮装して大騒ぎする日でしょ?」なんて思っている人もいるかもしれませんが、日本に入ってきたのは最近でも、ヨーロッパでは古くからある伝統行事の一つなんです。
10月31日がハロウィーンの本番とされていますが、これはキリスト教の祝日「万聖節」の前夜祭の日。
ではハロウィーンは元々キリスト教の行事なのかといえば、古くは古代ヨーロッパのケルト族の収穫感謝祭がキリスト教の文化に取り入れられることで、現在のような形になったものだそうです。
ケルト族にとっては10月31日が1年の終わり。この日の夜は死者の霊や魔女、精霊が現れると信じられていたんだそうです。

そして、そういった霊的なものから自らを守るために仮面をかぶったり、かぼちゃをくり抜いたランタン(ジャック・オ・ランタンといいます)に火を灯して焚き火にしたりしたんだとか。

日本では宗教色のないままイベントとして浸透して、今は子どもにとっても、大人にとっても楽しいイベントの一つになりました。
どんちゃん騒ぎが苦手な人にとっては、憂鬱なイベントかもしれませんけれど