11月といえば、秋が終わり本格的な冬がやってくる季節。雑誌やWEBの記事でもこの時期は肌の乾燥特集が多いので、普段より保湿ケアをとりいれている方も多いかと思います。でも、実際にレッスンにくる方の肌を見たり、スキンケアステップについて聞いてみると、意外にも適切な保湿ケアができていないことが多いのです。
また、夏よりも冬のほうが乾燥を止めるために様々な化粧品を試すので、この時期は化粧品ジプシーにも陥りやすいって知っていましたか?
くすみが気になるという声もあったのですが、このくすみというのも、気温が下がってきた影響による血行不良が原因とも考えられます。
肌が乾燥することによって、ターンオーバーが遅れるので、結果的に肌表面に古い角質がたまってしまい、顔色がくすんでみえるわけです。
また保湿をしているのに、化粧品がうまく浸透しないという声もあったのですが、それもやはり肌表面が乾燥により硬くなってしまえば、化粧品の効果をうまく実感できないのです。
そこで、まずはきちんと肌に潤いを届けるためにも、手持ちの化粧水とコットンでふきとりケアをする、化粧水をただ塗るだけでなく、コットンをつかってパックをするなど、一見簡単そうにみえる当たり前のスキンケアを丁寧に継続して行うようにしましょう。